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治療を受け入れる。
この事は大きな意味をもちます。
治療を受け入れる。
治療を引き受ける。
=
その方の身体の不調改善 に責任をもつ。
如いては
その方の健康人生を 請け負うこと。
大それた事は言えませんが、私の治療家としてのマインド心構えです。
その場(治療室)だけの付き合いではなく
患者さんの日常生活動作まで気にかけることが
私は治療の一貫だと思っています。
先日、このような事がありました。
その方はかなり回復されたので、
私は、後はメンテナンスで治療を施っていこうと考えていました。
Aさん『先生、だいぶ身体もいいので、
友人に薦められマッサージチェア買ったので
それで様子みてみるわ』と。
『また調子が悪くなったら来るわ』と。
私 『え、〇〇‥』 ~それ、私への地雷かも発言~
確かに最近のマッサージチェアは性能は上がっていますけれど
使い方に問題があります。
その方は、何事にも計算高い方なので、
コストパフォーマンスを考えたのでしょう。
治療価格>マッサージチェア価格というふうに。
おそらく、その方の性格上、毎日のように
マッサージチェアにのってグリグリされるでしょう‥
挙句にだんだんと効かなくなるので
さらに強く強くグリグリしてしまうでしょう。
所詮、器械
到底、手の治療には勝てません
手の治療は、スレスレのシビアさでおこなっていますから‥
器械でスレスレを狙うと危険なので、
メーカー側もコスト、安全性を考えると
安全パイの範囲でしか設定できません。
だから、器械ならではの同じ場所をいったりきたり‥
身体がお餅になってしまいますね。(゜д゜;)
また背骨も歪みまくるでしょう。
人の身体は すごく繊細かつシビアにできてます。
手を使った安全な治療でさえも 症状、身体によりますが、
毎日毎日、治療してはいけません。(/TДT)/
身体にとって、不要な外部刺激は極力少ないほうがいいのですから‥
その方が、再度治療に来られても
家に帰ればおそらく器械でしょう。
私はこれでもプロの端くれ。
その為に現在も治療研修会に他府県まで研鑚中。
最初に述べましたが、
治療を受け入れる = 責任をもつ。
賛否両論あるとおもいますが、その方の考えかたには残念でなりません。
リラクゼーション系な経営だけを考えるなら、
『はい。はい‥』と受け入れるでしょう。
し、わざわざ勉強もしないでしょう‥
プロは
妥協しない。
治療技術に満足しない。
ことがプロだと思っています。
この志だけはいつまでも持っていたいです。